おすすめ本

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【おすすめ本35】藤みき生著「マンガ 脳をきたえるインド数学入門」 書評

 二桁の掛け算を暗算できるインド数学。この本ではマンガを読んで練習問題に取り組むと「インド人はどうやって数学を学んでいるか」が理解できるようになります。インド人は19×19までの掛け算を暗記している。 といっても、苦労して丸暗記させられる訳...
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【おすすめ本34】村上春樹著「またたび浴びたタマ」 書評

 「村上春樹氏、今年もノーベル賞受賞ならず」のニュース記事を見たのがきっかけで「あっ、もう一回あの本読みたい」という気持ちが沸いてきて図書館で借りて再読しました。回文:上から読んでも下から読んでも同じになる。 「またたび浴びたタマ」をはじめ...
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【おすすめ本33】パトリック・フォス+酒巻バレット有里著「日本人に足りないネイティブの英単語100」 書評

 図書館で「英単語」という単語に惹かれて借りてみたところ、思っていた以上に良かったです。じっくり読むためにシリーズ3冊セットで買いました。ターゲット単語が繰り返し出てくる。 この本では、日本人には馴染みがなくてネイティブの使用頻度が高い単語...
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【おすすめ本32】吉田耕作著「経営者のための直感的統計学」 書評

同じことを同じようにしても、結果はばらつく。 思った以上に上手くいくこともあれば、だいたい平均くらいの出来の時もあれば、手違いで失敗することもある。人間の身長、病気の発症度合、工業製品の品質、セールスマンの売上、企業業績と株価、・・・。どん...
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【おすすめ本31】毛利甚八著「少年院のかたち」

 著者は『家裁の人』の原作者 少年院の篤志面接委員をした時の体験談、法務教官へのインタビュー、そして少年院を舞台とした小説がまとめられた1冊。これまで関わりのなかったテーマだったので、知らなかったことがたくさんありました。少年院で働くスタッ...
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【おすすめ本30】メアリー・ローチ著「セックスと科学のイケない関係」 書評

 重要であるにも関わらず、社会通念や偏見に阻まれて科学的な進歩が最も遅れている領域。本著は、使命感または好奇心に動かされ“聖域”に勇気をもって踏み込んだ科学者達のルポタージュです。著者は米国の科学ジャーナリスト メアリー・ローチ 『死体はみ...
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【おすすめ本29】ジェフ・ホーキンス著「考える脳 考えるコンピューター」 書評

 自分で考えることができるコンピューターはどうやったら作れるのか? 複数のIT企業を創業した著者が考えた「自己連想記憶」理論について本著は書かれています。脳はどのように動いているのか? 人間の脳の処理速度は1秒間に約200回なのに対し、コン...
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【おすすめ本28】スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー著「ヤバい経済学」 書評

どうやったら子育ては上手くいくのか?相撲の力士は八百長をしているのか?ヤクの売人はどうしてママと住んでいるのか?・・・経済学者が統計を用いて”現実”を突き止めていく。社会通念は「こうあって欲しい」という”願望”を、統計は”現実”を表している...
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【おすすめ本27】平野暁臣著「太陽の塔」 書評

”お役所仕事”でどうやって太陽の塔を建てたのか? 非主流派の岡本太郎をトップに招き、「経済的な豊かさだけでいいのか?」と問いかけ、20代30代のメンバーを中核ポジションに抜擢し、”コスト度外視”で「好きなようにやってくれ」と現場に任せる。な...
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【おすすめ本26】浅田次郎著「蒼穹の昴」 書評

 中国清朝末期、貧しい農村の少年である主人公の春児(チュンル)は占い師から「汝は世の中の全ての財宝を手に入れることができる」と予言される。春児は予言を信じ、宦官として成り上がることを目指して自らの男性器を切断する・・・。テレビドラマ化もされ...