【おすすめ本26】浅田次郎著「蒼穹の昴」 書評

おすすめ本

 中国清朝末期、貧しい農村の少年である主人公の春児(チュンル)は占い師から「汝は世の中の全ての財宝を手に入れることができる」と予言される。春児は予言を信じ、宦官として成り上がることを目指して自らの男性器を切断する・・・。

テレビドラマ化もされたベストセラー小説

  私は姉から就職祝いとしてこの本をもらいました。20代の頃は主人公が出世の階段を駆け上っていく2巻が好きで繰り返し読んでいました。40になって読み返した時は、最終4巻で登場人物達が多くのモノを失いそれでも一歩踏み出そうとする姿に熱くなりました。50代になった時、60代になった時、・・・と、今後も読み返していきたい本です。

漢字が苦手な人には勧められない・・・

 中国の歴史モノなので、人によってはハードルが高いかもしれません。歴史モノ好き・漢字OKで「まだ読んだことない」という方にはオススメです。

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