【出版までの体験談】1冊目「尻に敷かれて2年半 奥様の機嫌を99.9%直す36のテクニック」

本の書き方

「出版に興味がある」
「本を書いてみたい」
「でも、どうしたらいいか分からない・・・」

 そう思っている方向けに、参考として私の体験談を1冊目から順に紹介します。

きっかけ

 1冊目を書こうと思ったきっかけは、参加していた勉強会のゲスト講師の方から「電子書籍の出版方法」を教えてもらったことでした。「思いついた本のタイトルを書き出す→グループで回覧して点数をつける」というワークでパッと思いついたタイトル「尻に敷かれて2年半 奥様の機嫌を直す77の方法」が思いのほかウケて、「ちょっと書いてみようか」となったのが始まりました。

どうやって書き始めたか

 勉強会でゲスト講師の方から編集者さんの連絡先と企画書のフォーマットをもらったので、まずは企画書のフォーマットを埋めてメールしました。で、OKもらえたのでネタを箇条書きしていくところからスタート。「こんなん面白いんちゃう?笑」と奥様とワーワー言いながらネタを出していって、ワードで本文を数ページ書いてみて、編集者さんに見てもらって「こんな感じで書いてもらえたらOKです」と言ってもらえたのでどんどん書き進めていきました。

途中から全く書けなくなる。

 途中までは順調に行ったのですが、1万文字超えたくらいでピタッと止まりました。で、数ヶ月間は1文字も書けませんでした。

スランプは日にち薬で解決。

 どうしようもなくて何にもせず放置していたのですが、数ヶ月したらまた「書こうかな」という気持ちが湧いてきて再開できました。もともとは77個のネタを出そうと思っていたのですが途中でネタは切れて36個に縮小して何とか完成。あとは編集者さんとやりとりしながら内容を修正していって6ヶ月で出版社に最終稿を提出、出版社で表紙をデザインしていただいて手続きなどもしてもらって10ヶ月で出版できました。

出版してどうなった?

 書き切ったという達成感と自信は充分に味わえました。また、想定外でしたが「自分が本当に伝えたいと思っていたこと」に気づくことができたのはすごく良かったです。売上は最初の1ヶ月で13冊。そんなに甘くはなかったですが、いいネタになりました。「私のことネタにせんといてくれる?」と奥様が不機嫌になったのだけは誤算でした。

続編「尻に敷かれて7年半」を企画中。

 出版から5年、奥様の許可を取って続編を書き始めています。タイトルは「尻に敷かれて7年半 奥様の機嫌を99.99%直す108の新たなテクニック」。ネタを出すところからちょっとずつやっていこうと思います。

2冊目の”体験談”はコチラです。

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