2020-10

おすすめ本

【おすすめ本23】L.D.ランダウ、E.M.リフシッツ著「力学・場の理論」 書評

最小作用の原理 このたった一つの数式から始まり、運動方程式、相対性理論、電磁波、場の理論とこの世界の成り立ちが説明されていく。数式を追うだけで、息が止まるほど感動する。 何をしているのかがかろうじて分かる程度しか私には理解できませんでしたが...
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【おすすめ本22】上橋菜穂子著「精霊の守り人」 書評

『あちらの世界<ナユグ>から こちらの世界<サグ>を見守る精霊は、100年に一度だけ こちらの世界の人に宿って 新しく誕生するという。精霊が無事に生まれると、そのさき100年は 人の世に大きな災害や飢饉がおきないという。』(上橋菜穂子著「精...
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【おすすめ本21】ジャレド・ダイアモンド著「銃・病原菌・鉄」 書評

なぜ、白人が世界の覇権を握ったのか? 人類は700万年前に南アフリカで誕生し、50万年前までにユーラシア大陸のほぼ全域に進出、10万年前に言葉を使い始め、1万年前には南アメリカ大陸の最南端まで到達。その時点では全員が狩猟採集生活だった。住ん...
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【おすすめ本20】森博嗣著「常識にとらわれない100の講義」 書評

切れない刃物ほど手応えは大きいものである。(森博嗣著「常識にとらわれない100の講義」92ページから引用) 鋭い刃物を使うと、力を加えなくても簡単に切れて、安全性も高い。 切れない刃物を使うと、切るのが難しい上に、危なっかしい作業になる。 ...
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【おすすめ本19】山本弘著「詩羽のいる街」 書評

『あの日まで、僕はこの世に奇跡が存在するなんて信じていなかった。』(山本弘著「詩羽のいる街」7ページから引用) バイトしながらマンガ家を目指していたものの、挫折しかけていた陽生(はるお)は、ある日公園で詩羽(しいは)と出会う。6年間お金を持...