【出版までの体験談】2冊目「集中力」

本の書き方

「出版に興味がある」
「本を書いてみたい」
「でも、どうしたらいいか分からない・・・」

 そう思っている方向けに、参考として私の体験談を1冊目から順に紹介します。2冊目は「集中力」。

きっかけ

 「Kindleだったら自分一人でも出版できるんじゃないか?」ふとそう思ったのが2冊目に着手したきっかけでした。題材は当時やっていた「集中力講座」。1冊目は編集者さんから「4万文字」という分量指定があったのですが、自分で書くなら短くてもいいからシンプルにまとめようと思って始めました。

どうやって書き始めたか

 講座を作る時に構成とネタはできていたので、講座用資料から文章に落としていきました。順調に書いていけて1ヶ月ちょっとで一通り書き終わりました。が、試しに奥様に読んでもらった時に”厳しい現実”を知りました。

「え?これだけ?」と奥様に言われる。

 自信満々で奥様に読んでもらったのですが、全く評価されず。この時に「書きたいように書くだけでは読者には伝わらない」という当たり前の事実に気づきました。

”読者”の意見を聞きながら、構想から全直し。

 奥様にアドバイスをもらいながら「どうやったら伝わるか?」という観点で書き直し。その過程で「何を伝えたいのか?」も明確になっていき、11ヶ月かけて自信を持って世に出せる内容にできました。奥様に感謝です。

出版してどうなった?

 「集中力」を書き終わった時に、「自分が本当に提供したいのは”自信”だ」ということに気づきました。「集中力」を書いたことで進む方向が変わりました。

 売上は最初の1ヶ月で3冊。1冊目は1ヶ月で13冊しか売れず「出版社の力も大したことないな」と思っていたのですが、自分一人だともっと売れませんでした。出版社の力は偉大でした(笑)

半年後くらいから少しずつ売れ始める。

 最初は全然売れなくて凹んでいたのですが、半年後くらいにKindleの管理ページを開くと少し売れていてテンションが上がりました。また、Amazonレビューで「読んだ人にこうなって欲しい」と思っていたそのまんまの感想を書いてもらえた時は「本を出版して良かった」と心の底から思いました。そのことが原動力となって、3冊目「空手」、4冊目「テニスボール積み」、5冊目「Pile up!」、6冊目「自信」と出版することができたと思います。

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