「本を書くのは簡単」
「誰でも本を出版できる」
「とりあえず書き始めたらいい」
そう言われても実際にはなかなか「書く」という決心がつかないという方は多いと思います。そこで、参考になればということで「私の場合はどういうことをしたら書き始めることができたか?」をケースごとに紹介していこうと思います。
書き方が分からない。
・・・私も35歳まで何をどうしたら本ができるのか全然知りませんでした。私の場合は「出版セミナー」にたまたま参加したことがキッカケになりました(毎月参加していた勉強会のゲスト講師が「出版」関連の方でした)。
勉強会やったワーク:
①自分が書けそうな本のタイトルをリストアップする。
②グループで回覧して「読んでみたいかどうか」を1~5点で採点する。
で高評価だったタイトルが「尻に敷かれて2年半 奥様の機嫌を直す77の方法」。自分の中で自信があった案(集中力、勉強法)よりも適当にノリで出した案が高評価で「えー!これでいいの?!」となりました(笑)
セミナー後に企画書のフォーマットをもらって、記入例に従って企画書書いて、セミナーで紹介してもらえた出版社の方にメールして、アドバイスもらいながら書いていって、・・・という過程を経て、1冊目の本は書けました。
「書き方が分からない」という方や、「出版社とのつながりがないから書けない」と思っている方は出版セミナーに参加してみるのもいいと思います。
(注)書き方を知りたいだけなら数千円のセミナーで十分だと思います。高額ボッタクリセミナーもあるので気をつけましょう。
内容に自信がない。
「本当にこんな内容で本にしていいのか?」「私なんかが本を書いていいのか?」・・・実はコレ、私は6冊出版した今でも本を書き始める時に思います。私の場合は次の3ステップで自信を手に入れています。
(1)「本書こうと思ってるんやけど・・・」と言ってみる。
奥様に言うと「へー、どんな本?」と答えてもらえます(話を出すタイミングには注意が必要です笑)。で、書こうと思ってる本の説明をして「いいんちゃう?」と言ってもらうと書き始めようという気持ちが湧いてきます。
(※)ドリームキラーに注意: 何でも否定して相手の夢や目標を壊す人もいるので、”誰に言うか”は精査しましょう。「今近くにいい人がいない」という場合は下のボタンを押してください。
(2)自分で納得できる内容にまで仕上げる。
アイデア段階ではどうしても「本当にこれ通用するの?」という不安は残ります。その不安を書いていくことで解消していく。時間と労力はかかりますが、私にとっては必須の項目です。
(3)読んでもらって「OK!」をもらう。
私の場合は、自分で自信が持てる内容にまで仕上がったら奥様に読んでもらいます。で、たいていダメ出しされてすごく凹みます(笑)。しかし”読者が読んでどう思うか”という観点は絶対に必要だと私は思いますし、アドバイスしてもらえた内容を取り入れると本の完成度は格段に高まります。そうやって修正をかけて、読んでもらって、・・・を繰り返して「OK!」をもらえたら、自信を持って出版できます。
「人にどう思われるのかが心配」「批判とかされたらどうしよう?」と不安になる。
自信を持って出版できる内容に仕上げることで、この問題は解決できます。(批判的なレビューがあると傷つきますが、内容に自信を持っていると「いや、コレでいいねん」と耐えられます)
逆に言うと「自分で納得できる本に仕上げる」というのがすごい大事だと思います。「編集者の方に言われたから自分では納得いってないけど内容を書き換える」ということをやってしまうと「これで良かったのか?」という思いが残ってしまいます。納得いくまで話し合い、内容を修正し、推敲を重ねて自信を持てるようになるまで仕上げる、ということを私はおすすめします。
時間がない。
時間は、1日24時間あります。
私が「時間がない」と言うと、必ず奥様がこう言って窘めてくれます。1日24時間の時間を何に使っているのか。現状を確認すると、本を書く時間は作れるかもしれません。
しんどい。
しんどい時ってありますよね。そんな時は私も「本を書く」ことはできていません。疲れている時に無理する必要はないと思います。
大事なのは疲れてないけどダラダラしてしまっている時。
スマホ見てゴロゴロしている時間、ないですか? そんな時に私は「やりたいこと」を紙に書き出すようにしています。紙に書き出したけどダラダラし続けてしまうこともありますが、「コレやる!」というのが明確になって行動に移せることもあります。で、ちょっとずつでも書いていくと本が完成する日は来ます。
めんどくさい。
そんな時、私は「小さな目標」を作ります。パソコンを開く、ワードファイルだけ作る、アイデアを紙に1個書く、・・・。ちょっとでも動けると、意外とサクサク作業を進められることも多いのでおすすめです。
その他に「こういう場合はどうしたらいいの?」と思った方は・・・
コメントするかコンタクトフォームで送っていただけると「私の場合どうしたか?」を回答します。
コメント